香気成分(こうきせいぶん)

【名詞】《アロマ成分|揮発化合物|香味科学》コーヒーの香りを構成する微量の揮発性有機化合物の総称。焙煎・抽出時に発生し、コーヒーの官能評価において「フレグランス(粉の香り)」「アロマ(液体の香り)」「アフターアロマ(余韻)」として認識される...

【浸漬法(しんしほう)】

英:Immersion method / 名詞【定義】コーヒーの抽出方法の一種で、コーヒー粉を一定時間お湯に浸し、成分を湯の中に均等に溶け出させる方式。抽出後に、粉と液体をフィルターなどで分離して飲用する。透過法(ドリップ式)と並ぶ代表的な...

温度上昇率

定義:焙煎過程でコーヒー豆の温度が時間あたりにどれだけ上昇するかを示す指標。概要:温度上昇率(Rate of Rise, RoR)は、焙煎中の熱エネルギーの伝わり方を数値化する概念であり、単位は℃/分で表される。焙煎曲線の理解と設計において...

六曜社(ろくようしゃ)

【名詞】《喫茶店名|京都文化|昭和喫茶》京都・寺町通に位置する老舗喫茶店。戦後の日本における都市型コーヒー文化の象徴的存在として知られる。正式名称は「六曜社珈琲店(ろくようしゃ こーひーてん)」であり、1950年(昭和25年)創業。京都にお...

焙煎度(ばいせんど)

【名詞】《ローストレベル|加熱度分類|フレーバープロファイル指標》コーヒー生豆を加熱(焙煎)した際の焼き加減の度合いを示す指標。焙煎度によってコーヒーの酸味・苦味・甘味・香り・ボディが大きく変化し、最終的な風味特性や抽出適正を左右する重要な...

日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)

【名詞】《業界団体|日本|スペシャルティコーヒー推進機関》日本国内におけるスペシャルティコーヒーの普及・啓蒙・品質向上・産業振興を目的とする業界団体。正式名称は「一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(英語名:Specialty Co...

TDS(Total Dissolved Solids)

定義:TDSとは「Total Dissolved Solids(全溶解固形分)」の略で、コーヒー抽出液に含まれる可溶性成分の濃度を百分率で表す指標である。概要:TDSはコーヒー抽出液に含まれる全ての溶解固形分(糖類、酸、有機化合物、カフェイ...

ダンパー(だんぱー)

【名詞】《焙煎機構部品|空気制御|排気調整弁》焙煎機(ロースター)において、排気の流量や空気の通り道(エアフロー)を調節するための開閉装置、または調整弁の総称。主に焙煎中の熱風と煙の排出量を制御する役割を果たし、焙煎プロファイル(火の入り方...

メイラード反応(Maillard Reaction)

【名詞】加熱により食品中のアミノ酸と還元糖が化学反応を起こし、褐色の色合いと独特の香ばしい香りを生じさせる現象。コーヒー焙煎時における風味生成の核心的プロセスの一つとされる。コーヒーにおいては、生豆を加熱する過程でこの反応が進行し、香りの前...

カッピング(Cupping)

【名詞】《官能評価|品質判定法|スペシャルティ基準》コーヒーの香味・品質を評価するための、標準化されたテイスティング手法。国際的にはSCA(スペシャルティコーヒー協会)やCQI(コーヒー品質協会)によって規格化されており、生豆・焙煎豆・抽出...

サードウェーブ(さーどうぇーぶ)

【名詞】《コーヒー文化史|消費者運動|品質革新》コーヒーを単なる嗜好品・日常消費物ではなく、“農作物としての個性”や“作り手の背景”までを含めて尊重・追求するムーブメント(潮流)。アメリカ西海岸を起点に2000年代以降世界に広がった概念であ...

ネルドリップ(布フィルター抽出法|ネルフィルター)

【名詞】《抽出器具・抽出方法|伝統抽出技法|ハンドドリップの一形態》起毛布(フランネル)製の専用フィルターを用いて、コーヒーを抽出する伝統的なドリップ手法の一つ。日本では「ネルドリップ」として広く知られ、紙フィルターを使うペーパードリップと...